根地バイブス始動

根っこの地 里山再生プロジェクト 壱乃年

このプロジェクトを始めるきっかけ

 岐阜・恵那に来て8年が経ち、キャンプ場を運営しながら敷地内を整備し建物の修繕、山水の確保、森の整備など様々なことを得てきました。そして、昨年末にある一件の土地を引き継ぐことになりました。

 そこは、住めなくなった母屋とプレハブ小屋があり、春〜秋には管理のため月に数回通う住人がいたのですが、高齢となり手放したいということでした。これまで手入れしてきた思いもありそれらも含め引き継ぐことに。

 引き継ぐとなった辺りから心の奥からふつふつと湧き上がってくるものがありました。それは、何かが目覚めたというよりキャンプ場をやると決めた時のような感覚で「今がそのタイミング」という感じ。飯地に来てから心のどこかで思い描いていた暮らしが、この土地を受け取った瞬間に現実として動き出し始めたのです。ここでなら、考えてきたことを形にできる。そんな確かな手応えとともに、このプロジェクトは生まれました。


里山の暮らしを目指す仲間を募集します:会費制

 この土地には、住めない家とプレハブ小屋、鶏小屋と言われている建物、そしてそれ以外に小さな畑があり、茶の木や果樹があります。ここでやりたいことは「自給自足の暮らし」「パーマカルチャーへのチャレンジ」「昔の生活の知恵を取り戻すこと」など。

 先住人の方が大切にしてきた思いを引き継ぎながら、同じ方向を向く人たちと一緒に、少しずつ形にしていきたいと考えています。この場所を受け継いだことで、ずっと心の中にあった「こんな暮らしがしたい」という思いが動き出した。

 でもどこかで1人じゃやっぱり心細い。だったら1人よりも2人、2人よりも3人、、、とここの自然のリズムに合わせて、仲間とともに育てていく一年にしたいと思いました。完璧じゃなくていい。急がなくていい。

 月に数回集まり、畑の再生や茶づくり、家の手入れ、里山の管理などイチから一緒にスタートする。山の恵みと向き合いながら、暮らしの根っこを自分たちの手で育て直すプロジェクトです。

 募集人数は、6~10名。将来移住を考えている、自給自足の暮らしに憧れている、しっかり地に足をつけた暮らしをしてみたい、自然に囲まれて場所で体験などの気持ちがあるなら問い合わせください。見学もできます!


根っこの地 里山再生プロジェクト 壱乃年 -根地バイブス / conchi vibes-
2026年3月に庭の手入れを兼ねて見学会を開催!

 この先、移住や田舎暮らしを考えている人には、役立つ実践となるでしょう。専門の先生はいませんが、里山の住人先生がたくさんいます。みんなと学び合いながら進めていく里山暮らしの再生プロジェクトです。完璧さよりも、ゆるやかに、楽しく、この土地の“根地バイブス”を感じよう!

 まずは、3月は茶の木の剪定をする時期なので体験と合わせ見学会も行います。その際には、プロジェクトの詳細や会費などもご説明します。申し込みもブログにて。


このプロジェクトへの想い

 私自身もここに関わる人たち、それ以外の人たちもどんな世界の動きに揺らぐことなく、自分のペースでしっかりと地に根を張っていけるような場所でありたい。

 里山の暮らしは、季節の流れに寄り添い手を動かし体を使い、自分たちの暮らしを自分たちで育てていく力を育んでくれる。昔の人たちの暮らしには、知恵があり不便な中でもしっかり小さな幸せや喜びを大切にしていたのだろうと感じます。季節ごと日ごとのその積み重ねが外の状況に左右されない“生きる力”になると信じています。