地歌舞伎
『地歌舞伎』とは、地元の人々が演じる歌舞伎です。
飯地町五毛座での地歌舞伎は、飯地町などの大人や子どもたちが歌舞伎の役者を演じています。普段は、会社員や大工さん、公務員、中学生、小学生たちが公演に向けて稽古をして、役者として本番を迎えます。
地芝居
地芝居とは、地元の人々が演じる芝居の総称です。芝居には、歌舞伎、文楽、能狂言、獅子芝居があります。
飯地町五毛座では、隔年で地歌舞伎の自主公演を行っています。飯地五毛座歌舞伎保存会の会員や地元の子どもたちや住民も出演し、地域ぐるみの公演を行います。また、地域の敬老会では余興として子ども歌舞伎を上演しています。
ここ飯地の昔の娯楽として、地芝居が親しまれていて、地区の集会所を舞台として親しまれていたようです。
飯地五毛座
恵那市飯地町には古くから6つの集落があり、それぞれに神社がある。その神社の拝殿を舞台にして、江戸時代後半から盛んに村芝居が行われてきました。
昭和26年、町内に両花道のついた歌舞伎のできる公民館が建設され、以降は歌舞伎などの演芸がここで行われるようになりました。翌27年には現在の保存会につながる「歌舞伎同好会」が結成され、以来、松本団升師匠の指導を受け、毎年4月の神社祭礼に併せ、祭りの余興として歌舞伎公演を行ってきました。
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